インプラントはいつでもできるの?
1. 手術中と手術後の痛みについて

歯は顎の骨で支えられています。
ものを噛んだりするとき、歯から骨へ力が刺激となって伝わるため、歯の周辺の骨を形成する細胞は骨を強く健全な状態に保とうとしてくれています。
通常歯が抜けるとこの刺激がなくなるため、骨の細胞の働きが活発でなくなり、骨は縮小していきます。
インプラントを埋入する上で最低限必要な条件は、骨の状態です。
インプラントは自分の歯と同様に顎の骨に固定して機能させるので、土台である骨の状態が不十分であれば良い結果を得る事ができません。
歯が抜けた後にそのまま放置を続ける事により骨がさらに減少し、薄くなっていきます。
下の顎の骨の中には下顎神経という太い神経線維が走っているため、
その神経よりも上の部分の骨しかインプラントを支える骨として利用できません。インプラントを希望される場合、骨の厚みが1mm前後は最低必要です。それに満たない場合は骨の増生治療や、骨移植が必要となります。
上の顎の骨は密度が低く、柔らかい場合が多いので、さらに減少のスピードが速いです。上の奥歯の部分の骨には上顎洞と呼ばれる空洞があり、上顎洞より1mm以上の骨の厚みが取れない場合は骨の増生治療や骨移植が不可欠になります。
インプラントを御希望される場合は、歯を失った後、骨が十分に残存している期間内に手術を受けられることが望ましいと言えます。




