保険の詰め物と自費の詰め物の違い
保険適用治療で使用される差し歯のかぶせ物
* 硬質レジン前装冠(前歯:左右犬歯とその間の歯4本の計6本)
* 銀歯(奥歯:犬歯の一つ隣の歯より一番奥の歯まで)

硬質レジン前装冠
硬質レジン前装冠は、金属(金銀パラジウム合金など)のフレームの上に、外から見える部分にのみレジン(プラスティック)が貼り付けられているかぶせもの(クラウン)です。見た目は歯の色をしていますが、裏側は金属の色になります。
保険で前歯の差し歯を作る場合にはこの硬質レジン前装冠になります。
保険適応なので治療費が安いというメリットがありますが、この「レジン」というのはいわゆる「プラスティック」なので、時間が経つと段々変色してくるという短所があります。
(タッパーや、ランチボックスのプラスティックは年数が経過すると黄ばんできます、これはいくら洗っても取れませんが、要はこれと同じことが起こります)
また硬質レジン前装冠に使用されている金属は、時間が経つと金属が溶け出し、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどを引き起こす可能性が高いとも言われています。
銀歯

かぶせもの(クラウン)全体が金属で出来ている、いわゆる「銀歯」です。 保険で差し歯を作る場合には、基本的に前から4番目以降の歯の差し歯はすべてこの金属冠(銀歯)になります。
保険適用外治療(自費治療)で使用される差し歯のかぶせ物
* ハイブリッドセラミッククラウン
* セラミックメタルボンドクラウン
* オールセラミッククラウン
ハイブリッドセラミッククラウン

ハイブリッドセラミッククラウン(冠)とは、金属のフレームの上にセラミック(陶器)とレジン(プラスティック)を混ぜた材料を貼りつけて作られたクラウン(かぶせ物、差し歯)です。
プラスティック50%にセラミック50%を混ぜてあるので、保険治療に使用される硬質レジン前装冠よりも色の変色が少ないです。(経年的には変色が起こります)
見た目は自然で、強度も強いです。
セラミックメタルボンドクラウンや、オールセラミッククラウンに比べて、費用が安いです。
セラミックメタルボンドクラウン

セラミックメタルボンドクラウン(冠)とは、金属のフレームの上にセラミック(陶器)を焼き付けたクラウン(かぶせ物、差し歯)です。
見た目が自然で変色しません。強度も強いので自費治療では非常によく使用されます。
短所 費用が高い。 欠けたりした場合、全体ごと交換になります。
オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウン(冠)は、冠全体がセラミック(陶器)で出来ているクラウン(差し歯)です。
非常に見た目が自然で透明感が良いのが特徴ですが、値段が高く、噛み合わせによっては割れやすいと言う欠点もあります。
非常に見た目が自然で変色しません。
汚れ(プラーク)が付きにくい。
金属を使用しないので、金属の溶け出しによる歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどが起こる可能性が低い。




